1/30 選択肢:日本人の証
b0070814_18292643.gifさてここにふたつの道がある。あなたならどちらを選ぶだろうか?ひとつはこれまで通り薬には頼らないで、生活習慣を改善して尿酸値を上げないように自分で努力する道。そしてもうひとつは薬を使って一気に尿酸値を下げ、関節に付着している尿酸塩を一度取り去ってから新たに治療をするという道。

これが前回先生から提案されたもう1つの選択肢だ。断っておくがこれは私の質問に対して先生が答えた事。一部のマスコミが言っているような薬を売るための強要ではない。そして先生自ら「今良い感じで尿酸値が下がっていますから、その方法は取らない方が良いでしょう」とおっしゃっていた。

この薬についてだが、少し誤解を招くようなことを書いていたようなのでここで補足することにする。高尿酸血症に使用する薬は、使えば後には戻れないというような薬ではない。それがないと生活できなくなる身体になるわけではないということだ。だから使用をやめればまたその時点から再スタートするというだけだ。私の場合はとにかく薬がきらいということ。できることなら自分の力で直したいという考え方なので、少し大袈裟な表現をしてしまったようだ。

ということで話は戻るが、一応却下ということになったこの提案。ちょっと魅力的だと思いませんか?一度リセットしてしまうんですよ。「コンピュータゲーム世代は何でも一度リセットして再スタートという感覚を持っている。これは如何なものか?」というようなことを有識者が言っていたこともあったが、何を言ってるんだか。これは日本人には珍しくない考え方「みそぎ」のようなものじゃないか。本来は水を使って体を清め罪や穢れを洗い流すことだが、一度身を退いて再スタートしたり、何か大切なことがある時は身体をきれいにしたり、小奇麗な服を着たりするのもそれに添った考え。正月もそうだ。色々な事があってもそれは大晦日まで。元旦からは新たな気持ちで再スタートする。「みそぎ」は神話の時代、イザナギから始まる。これは日本人のDNAに刷り込まれている価値観なんだ。

尿酸値が7.0mg/dlを超えていると(高尿酸血症)、関節には常に尿酸塩が付着している恐れがある。これを薬で尿酸値を下げる事により取り去るというのはまさに「みそぎ」。きれいな身体になって再スタートするわけだ。これは薬嫌いの私にも充分魅力的なことだと思えるんだが、皆さんはどうだろう?
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by assy109 | 2005-01-31 20:13
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