2/26 うずき:痛風センサー?
痛風は関節部に沈着した尿酸塩の結晶を白血球が攻撃するために激しい痛みが起きるわけだが、血液から析出して関節に沈着すれば直ちに激痛が起こるわけではない。これは結構勘違いしている人が多い。血液中の尿酸値が7.0mg/dlを超えると高尿酸血症なのだが(ここも勘違いが多い、7.0mg/dlは高尿酸血症ではない)、そうなるとすでに関節部には尿酸塩が沈着していると考えられる。痛風とは、その沈着尿酸塩が何らかの要因で関節液中に剥がれ落ちた時に起こす炎症なのだ。

b0070814_19524917.gif尿酸塩の結晶は写真のように針状の見るからに痛そうな形をしている(見る事はできないが)。そしてその溜まる場所はほぼ赤い印の下腿部。肘や手首、指、耳という場合もあるが、最初の発作は約70%の確率で足の親指の付根。そういうことになっている。

つまり痛風発作のあるなしに関係なく高尿酸血症患者は関節部に尿酸塩が沈着しているわけだ。だからうずく。この“うずき”というもの。説明はちょっと難しいが軽い痛みと言うか引きつりというか、とにかくそんなものだ。

私は自慢じゃないがよく動く、よく歩く。だからこの印の箇所はだいたいいつも何かしらの痛みを持っている。それは痛風の発作が起きる前からだ。だからそのうずきが尿酸塩によるものなのか、ただの筋肉痛・関節痛なのかわからないが、発作の後に多くなったような気がする。これは他の患者に聞いても、そういううずきがあると言っている人は多い。多分発作後は過敏になっているから気が付くようになったんだろう。先生も原因は尿酸塩も考えられるとおっしゃっていた。2話前の選択肢はそれが話の発端で、それが不快なら薬を使うという方法もあるということだったのだ。

まあこれも一種の「天使のささやき」か。あまり頻繁にあるようだったら、完全禁酒を初め、意識的に痛風対策をすればいい。発作前の高尿酸血症患者もこれに気を付けていればある程度発作を予知できるのでは。前出「HIDEPARKの痛風日記」のHIDEさんは完全に痛風発作になっているにも関わらず、「うずきだ!」と言い張っていらっしゃった。その考え方、尊敬しております。付いては行きませんけど……。
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by assy109 | 2005-02-26 20:01
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