7/1 嫉妬?:メタボリックデブ
メタボリックシンドローム。お〜お、こんな全世界で通用するカッコいい名前を付けてもらっちゃって。しかしその実態はウエスト85cm(女性は90cm)以上の病気持ちの肥満体だ。お世辞にもカッコよくはないぞ。ところがそんなデブでも私が自分の病名を告げると、「贅沢病ですね〜」と言う。……ムカツク。社交辞令が入っていることは充分理解できるが、これほど腹立たしいことはないのだ。ちなみに先月の検索ワードランキングでは「贅沢病」は7位。う〜ん、判断し辛い順位。

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少し前までは太っていると出世できないとか言われたはずだが、アメリカは相変わらずデブの帝国を邁進中のようだ。「スーパーサイズ・ミー」という映画がある。これはそんなアメリカの食事情をマクドナルド中心に(コミカルに)レポートしたものだ。映画の“出来”は議論するに値しない。それに米国産ドキュメンタリーはムーア監督のものも含め、“出たがり映画”のようで好きになれない。が、そんな映画だが納得できる部分もある。何を食べるかというだけでなく、過食・偏食になるそのシステムをも非難しているのだ。従来食事は家庭のバランスの取れたものだけだったが、次第に外食の比率が高くなってきた。外食、それもファーストフードは成分も疑問だが、その量も問題なのだ。昔はSのフレンチフライポテトが標準だったのにMになりLになりスーパーサイズになっていく。それはコークも同じ。そしてハンバーガーも。少しお金をプラスするだけで倍のサイズになるのなら誰でもそれを注文するだろう。そして太る。

同じことは日本でも言える。アメリカのサイズは別次元だとしても、日本のマックでもポテトやコーラは20年前よりも大きいサイズを注文しているはず。マックだけではない。コカコーラのボトルは190mlだったが、今普通に買う清涼飲料水は最低でも350mlなのだ。カップヌードルもオリジナルサイズは小さく感じる。食品は全てにおいてサイズが大きくなっているのではないだろうか。当然摂取カロリーも多くなっているはず。少し前なら飽食と言われそうな食事が今では当たり前。知らないうちにブタになるように国に飼育されていたというところもあるのでは……。

と、ここまでは少し同情するようなことを書いてみたが、だから太って当然だとは思わない。この条件は皆同じ。太らない人間が皆、いくら食べても太らない体質というわけではあるまい。逆に太る人間の何%に必然性があるのだろう。さらに、対処法は大昔から言われている通り、摂取カロリー量を減らして運動するだけで済むらしい。それだけのことがなぜできない?

現在私のウエストサイズは68cm。さほど暇な体ではないが、最低週1回はジムに行くし、普段でも歩くようにしている。食事は不規則だがサプリメントで調節して、数値上はバランスがとれているはずだ。だがいくら気を使っていても、遺伝の関係で病気になる奴はなる。対してメタボリックシンドロームの大半は本来は健康体のはずなのに、自分の不摂生でそこまで太って病気になったのだ。それなのにこうやってちやほや(?)されている。喫煙者もそうだ。こちらは禁煙で保険の適用もされている。国の財政の問題で、そうした方が安上がりだというのはわかるが、自分の不始末を尻拭いさせているようなものではないか。

食べ過ぎ、運動不足。言い方を変えれば「食っちゃ寝・食っちゃ寝」だ。「贅沢病」という称号はメタボリックシンドロームにこそふさわしい。



※補足:私の調べた限りでは、米国基準は男性102cm以上、女性88cm以上。他の国の基準も男性の方が女性を上回る。日本だけが男性85cm以上、女性90cm以上で女性が上。しかもこの値は世界一。そして男性は世界で一番少ない値だ。日本人の標準体格は世界でも特異なものなのか?それともこれはおじさんおばさんに限りなのか?
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by assy109 | 2006-07-01 21:00
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