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発作二日目。痛み止めを飲むのが遅かったので、痛みはまだかなり。でももうひとつの病気は良くなってきました。これ、実は突然右手が動かなくなってしまったんです。もちろん利き手。私の仕事はグラフィック・デザイナー。そしてイラストも描いています。デザインは右手がなくても何とかなるんですが、イラストは自由に右手が使えないとどうしようもありません。
でもその日は──後でかなり修整が必要ではあるにせよ──はかどりました。集中して足の痛みも忘れてしまったほど。時間との勝負なので乗っている時は続けるべき。そのまま痛み止めも飲み忘れて夕方になりました。ようやく一段落したので休んでコーヒーでも飲もうかと思い、何気なく椅子の上で胡座をかいていた右足を(見ずに)触ったんです。 これはもう笑うしかない、痛いけど。そこまで育ってくれるとは……。惜しむらくはこれを写真に撮っておかなかったこと。その時は仕事の事で頭が一杯で、写真を撮ることを考えられなかったんですね。今はそれから一週間以上。まだ腫れてます。今回の腫れは異常でした。そんな状態でも何とか仕事を終えて、でかい足を無理矢理靴に突っ込み(さすがにサンダルはマズイかと)お客様の所に足を引きずりながら見せに行ったわけです。もうこんなことは二度としたくない。でもあの足は、何かの形で保存しておきたかったな〜。左右の足を比べたら面白い絵になるのにな。 #
by assy109
| 2007-10-03 20:36
前回、あれほど自信満々だったのに……またまた発作をやっちまいました。またまた同じ場所。前回、前々回とは約1ヶ月違うけれど、やっぱり今回も夏から秋に向かう時期。この季節は痛風には鬼門ですな。ところが最初はこれ、薬の副作用かな?と思ったんです。というのも前日の夜に突然別の厄介な病気になってしまい、夜中にその薬を飲んで、そして翌朝には痛風の兆しと、絶妙のタイミングだったからです。
発作が起きたのは連休の続く日曜日。痛み止めはまだ残っていました。が、ここで使うべきかを考えた。私としては前日の病気の治癒を優先したかったんです。痛くても仕事はできる。でもその病気が快方に向かわないと仕事は不可能。鎮痛剤が薬の効き目を妨げては困ります。その時、連休明けには終わらせなければならない、ただでさえ予定より遅れている仕事があって(私のせいではないが)、何が何でも病気を治さなければならない。広告が間に合わないというのはとんでもない事態なんですよ。私はこういう個人的な事で他人に迷惑をかけるのが一番嫌なんです。少々パニック状態にもなっていました。ひとつだけでも大変なのに、厄介な病気をふたつも抱えながら、これから数日間ほとんど休まずに仕事を続けなければならないんです。 そんな状態でもできる仕事をしながらも、徐々に痛みは増してくる。これはいつもと同じペースです。鎮痛剤を飲んだ前回は、夕方の時点で痛みのピークはストップ。でも今回はまだまだ上昇中。夕食後はもうほとんど動けません。結局最初の発作と同じ。ただ、一度経験しているので不安はありません。このまま眠る事ができれば次の日は我慢できるんじゃないかな、と思ってベッドに入りました。でもそうは甘くない。──眠れない。やっぱり眠れない。努力はしたんですが、足がジンジンしてだめですね。 こんなことをしていては明日の仕事に差し支える。その日はほとんど仕事にならなかったんです。仕方がないので夜中の2時頃、諦めて鎮痛剤を飲みました。効果が強力だという座薬も考えたんですが……やっぱりだめ。それに、今度は肛門が気持ち悪くて眠れないんじゃないかな。でもロキソニンとケルナックで充分。不思議なものでそれほど速効性はないはずなのに、飲んだらすぐに寝られました。これを薬のナントカ効果と言うんですね。なんでしたっけ? #
by assy109
| 2007-10-01 19:18
前回に引き続き今回も痛風“日記”。本日の出来事です。今日の診察は楽しみにしていました。というのも前回があまりに悪かったので、それでは高尿酸血症・高脂血症患者として模範的な生活がどれほど効果があるものか一度試してみようと思い、その結果が今日わかるからなんです。そしてそれはこのグラフに表れている通り、効果覿面。尿酸値はまだ高いんですが、それが体質なのかもと先生も一応OKサイン。そしてコレステロールは何だこれ?過去最低。正常過ぎる値です。
3ヶ月続ければ身体が変わる、とよく言われます。フィットネスでもスポーツでもそう。食生活でもそうなんでしょうか?でも3ヶ月前と言うとゴールデンウィーク。そこから始めるのはちょっと辛い、でしょ?なので、ずらしずらして始めたのは5月も最後の週。だからこれはほぼ2ヶ月間の努力ですね。 で、何をしたかというと……まずは食事から。これが我ながら凄いです。文部科学省の『日本食品標準成分表』に基づいて、1日に必要な栄養素を毎日ほぼ完璧に摂るようにしたんです。ビタミンB1とB2・食物繊維が少々足りないくらいで、それ以外はほぼ満点。さらに尿をアルカリ性にするために、毎日ワカメを食べました。私の場合体重を落とすこともないんですが、一応それにも挑戦。摂取カロリーを抑えて、53kgまで落ちてしまいました。 その他、アルコールは当然控えて週に3日以内。水分は1日3リットルくらい。運動も筋トレは軽めのものを週1回にしました。ストレスは、幸い今は急ぎの仕事もないので、去年の今頃と比べれば天国のようなもの。こんな状態を2ヶ月続けた結果が上のグラフ。効果は予想以上。尿酸値は真夏の発汗も影響しているんでしょう。気にすることはない。 ということで、めでたしめでたし。今ビールと久しぶりのコレステロールの高そうなものばかりでお祝いをしています。昨日これを予想して前祝いで飲んだばかりなので、本当は今日はダメなんだけど、まあいいか。梅雨も開けたことで今日も暑いし。本当に気が楽になりました。やれば効果は確実に表れるものなんですね。もっともここまで下げなくてもいいはずなので、もう少し楽をしてもいい。そんな状態で次の半年後の検査を迎えればいいのです。 #
by assy109
| 2007-08-03 19:48
痛風日記なのに、その日の出来事を投稿したのはこれが初めてなのかもしれません。一応ブログの形態を取っているのにこれではまずいんじゃないだろうか。
まあそれはさておき、昨日は病院からユリンメートを借りてきて、いつもの24時間蓄尿。そして今日は検査でした。右の写真は前日分の蓄尿です。少ない!以前撮った写真が2,000ml相当の尿量(容器内は40ml)なので、これでは1,000mlあるかないかというところ。今、水分はかなり摂っているんですけどね。でも原因は最近急激に気温が上がってしまったからに違いないので、これはさほど気にしなくてもいいとは思っています。 ところで、私の通院する病院は最近検査のシステムを改善したようで、受付(機械式)から検査室へ直行できるようになりました。それまでは検査だけの時でも一旦診察室に顔を出し、医師からカルテを受け取った後に検査室に向かっていました。この診察室での無駄な待ち時間が省略されるんです。ところが良いことばかりではありません。せこい話なんですが、診察受付に立ち寄る必要がなくなったので、通常その時返却されるはずの貸し出し用ユリンメートがなかなか戻って来なくなった、と看護士の方が嘆いておりました。そんなものですかね。検査室から診察受付、たった20m程の距離なのに。 検査は本当にスムーズなりました。病院に入ってから10分足らずで尿と血液の採取等すべてが終わり、後は料金を払って帰るだけ。ところがその時になって気がつきました、「保険証を忘れた!」。どこの病院でもそうでしょう。治療が続いていても、3ヶ月間が空いたら保険証が必要です。今は半年に1回のペースなので毎回必要だということはわかっていても、半年に1回だからこそ忘れてしまうんですね。そしてそうなるとまた時間を無駄にすることになります。大病院の流れ作業のようなシステムから、外れた人間になってしまうわけですからね。 取りに帰れば問題ないんですが、それも面倒。となると一旦初診の受付に行って、手続きをするのがここのやり方。これは診察券を忘れた時もそうなんですが、保険証を忘れた場合はもう少し待たされた上に、一旦は保険なしの全額を支払わなければなりません。これは後日保険証や領収書を持参すれば差額は返却されるんですが、これまた面倒。思うんですけどね。最初に保険証を提示した時点で、すべてのデータが病院側に入っているんじゃないんですか?治療が続いているのに、3ヶ月毎に保険証そのものをわざわざ持って行くというアナログな方法を取る理由は何なんだ?この時代に。なんて……忘れたことを棚に上げてほざいてみました。まあ個人情報の保護と、状況の変化に対応するため、というのが理由なんでしょうけど。保険証は身分証明書代わりになる程のものですからね。それにしても、それがなくても、病院関係者は病人のプライバシーを簡単に知ることができる立場にあることは確かだとは思うんですが……。 とはいえ全額支払った領収書を見てみると(高い!)、ちゃんとした保険がある国に生まれて良かったと思います。と思う反面、大病にでもならない限り、支払っているかなりの額の保険料は元がとれない。まあそれが保険というものなんだけど。もっとも、元をとれる状況にもなりたくないですが……。 #
by assy109
| 2007-07-27 20:26
以前「親が痛風の男は80%の確率で痛風になる」と書いたことがあります。これ、間違いというわけでもないんですが、そう言い切らない方が良いんじゃないかというアドバイスをいただきました。つまり今は生活習慣やストレス等の遺伝以外の要素が大幅に増えているはずだから、というのです。確かに考えてみればその通りでした。まあうちの家族の場合はもう関係ないんですけどね。100%の確率で皆なってしまったので。次の心配は、今22歳の甥がいつ発作を起こすかということですか。
なんてことを書いているんですが、遺伝はさほど大袈裟に考えなくてもいいのでは、と最近思っています。確かに最初の発作の頃は「やっぱりなっちまったよ!」とちょっとイライラしましたが、これに限らずどんな病気にも遺伝の影響はあるわけだから。それに、それよりも(こちらの方が大事)、その後会った痛風や高尿酸血症を患っている人の中に(かなり会いましたが)、親も痛風という人がひとりもいないんですね。たまたまかもしれないんですが……。でも、つまるところ、やっぱりこれは生活習慣病なんですよ。贅沢な時代の病気(決して贅沢病ではない!)。摂生しなければ、誰でもリスクは同じと考えた方が良いのでは……。 それにしてもこの遺伝と生活習慣というものは、微妙な関係にありますね。例えば太った子供の家族が皆太っているからといって、遺伝のせいだとは限らないでしょう。家族ならだいたい食べるものも同じ。子供は親を真似るから、無意識のうちにでも同じ行動をしているもの。そんな生活習慣の結果かもしれない。太りやすい生活習慣が受け継がれるんです。これも一種の遺伝ですかね(笑)。 私の場合、母方は皆小太りタイプなんですが父方は皆骨太痩身筋肉質タイプ(なぜかウエストが異常に細い)で、子供は皆父方似の体型という極端なもの。でも田舎の人間は基本的に骨太筋肉質で体脂肪率は低いんですよ。中年太りと言うけれど、それもかなりの部分は生活習慣かもしれません。子供の頃は太った百姓なんて見たことがありませんでした。父も死ぬまでニューヨーク・ヤンキースのクローザー、マリアーノ・リベラのような体型をしていましたよ(ちなみに顔も)。 でも今では住む所が違い、生活環境が変わっても私の体型はさほど変わらないので、痛風も含めこの体質は父親の遺伝による部分が大きいんじゃないかと、医師のお墨付きもいただいております。だから私には太っている人をどうこう言う資格はないのかもしれません。せっかくなので痛風治療の遺伝的な部分の研究のために、この身体を提供しても良いとまで思っているんですが。……危険なことと面倒なことがなければ、ですけどね。 #
by assy109
| 2007-07-06 19:56
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