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やはり相談すべきは専門の医師だね。カウンセラーのようなものかな。現状を話しているうちに気持ちもまとまり、先生の「そういうことなら、薬を使ってみましょうか」という言葉を何の迷いもなく受け入れた。考えるまでもなく、自分が認めたくないだけで、もうそれしかないのだ。ここ3ヶ月というもの、まともな生活ができていないのだから。移動は近場でも自転車がないと足が痛いし、当然運動はできないし、酒どころか食事もびくびく、ストレスも溜まる。良くなっている感触はあるのだが、仕事にも支障が出る。もう悠長なことはしていられない。 さてその薬。処方されたのは予想通り、尿酸排泄促進薬の『ユリノーム』(ベンズブロマロン)。さらに毎日わかめを食べているはずなのに尿がアルカリ性にならないので、尿の酸性度を下げるための薬『ウラリット』。順当ですな。ただし、私は一生飲み続けるつもりはない。関節に沈着した尿酸塩が取り除かれ次第ストップする予定だ。先生にそうなるまでの日数を訊いたが、それは人それぞれ、2年くらいかかるかもしれないということ。そしてそれを目で見て確認することはできないから、頃合いを見て薬をやめて様子を見るしかないということだった。 ただ気に留めておかなければならないのは、薬を使えばその間、摂生しようがしまいが結果はさほど変わらないということ。となれば当然楽をしたくなるのが人の常。「もう一生これでも良いか……」という悪魔の声が忍び寄ってくるのだ。まあそういう考え方もあるけどね。ただでさえ「負けちゃったかな……」という敗北感がある私は、まだそんな気にはなれない。とりあえずひと月後の検査と診察を予約して、『ユリノーム』『ウラリット』と共に、なくなっていた鎮痛薬の『ロキソニン』等の処方箋をもらって帰途につく。 ということで、薬は手に入った。問題はいつから始めるかだ。ユリノームは使用を始めた時に発作を起こすことが多い。もう12回連続で発作を起こしているんだから、これが13回になろうが痛くもかゆくもないんだが(痛いが)、ここ数日はきちんとした身なりで外出しなければならないので、それが済むまで始められない。痛みは普通の発作よりも極軽いものだということだが、革靴がはけないとまずいのだ。 さあ、こんなことになりました。“憧れ”のクスリ漬け生活、トホホホホ……。原因療法薬抜きの闘病を謳っていたこの痛風日記も新たな展開だ。いよいよシーズン3に突入か?そういうことなら、これを期に元の文体に戻してしまおう(既に戻っているが)。「ですます調」はイマイチ書きにくい。私はそんなに上品な男じゃないからね。
by assy109
| 2008-09-13 19:34
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