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11/11 通風日記 4:検索
ご存知だとは思いますが、これはブログです。でもそれは更新が簡単だから利用しているだけであって、実際はHPのようなもの。普通のブログのような記事の鮮度は、ここではあまり意味がありません。右のカテゴリから興味のある項目を選択して、ご覧になっていただきたいのです。

ところでその興味のある項目とは何なのか、それに興味はありませんか?実はこのエキサイトのブログには、数ヶ月前から簡易アクセス解析機能が追加されたのです。簡易機能なので簡単なことしかわかりませんが、どんな言葉で検索されたのか、ということくらいならわかります。検索の場合、言葉によっては全く無関係なサイトにジャンプしてしまうこともありますが、この「痛風日記2」は痛風にテーマが絞られているので、あまりに違う言葉で検索されることはありません。少なくとも上位の検索ワードはそうです。だからこのアクセス解析結果は、痛風についてウェブで何を調べようとするか?という判断材料としては間違いのないものだと思います。

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それでは痛風を調べようとする人は、最初に何を知りたいか。このランキングの1位、2位は「痛風」「痛風日記」です。まあこれは当然ですね。それにしても痛風日記って、これだけ認知されているんですね。痛風の人は日記を書くのが普通なんでしょうか?単語を分けたものと合わせればかなりの検索数です。「フリー百科事典Wikipedia」に登録される日も近いか?「糖尿病日記」とどちらが多いんでしょう?

というようなことはともかく、このふたつを除くと、ほとんど「食事・飲み物」「痛み止め」、そして「贅沢病」になるようです。贅沢病も食事関連と取れなくもないですね。当然と言えば当然かも知れないんですが、巷で言われている痛風イメージにピタリと一致しています。つまり「風が吹いても痛くて、贅沢な食事をしているとなりますよ」ということ。

これは検索している人の状況によっても項目が違うんでしょうね。尿酸値が高い人や奥さんが予備知識として調べているのか、現在発作中でパニックになっている人なのか、もうその道のベテランなのか、ということです。ユリンメートロキソニンで検索する人は素人さんじゃないでしょう。でも相変わらずのこの型にはまった結果があればこそ、このサイトを運営している意味があるというものです。痛風はそんなものじゃないんですよ。

ただわかってはいても、その中で毎月いつも微妙な位置を占める「贅沢病」の三文字が、神経を逆なでしてはくれますが……。
# by assy109 | 2006-11-11 23:04
11/2 通風日記 3:変更
先日めでたく(?)2回目の発作を迎えて、初心者向けからグレードアップした感のあるこの痛風日記(笑)。そこでこの機会に、このサイトも少々変更を加えて、さらに充実したものにしていこうと思っているわけでございます。

まずタイトルを変えます。ご存知のようにベタに「痛風日記」と銘打っているのは私くらいで、他の人は「◯◯痛風日記」という形になっています。まあ、これは差別化をするための当然の方法。なぜここがただの「痛風日記」なのかといえば、それはホームページの一コンテンツをそのまま持ってきたから。そのうち変えようと思いながらも、ずぼらな性格で2年目を迎えてしまったというだけなのです。「痛風日記」は登録されているわけでもないし……。しかし、今回2度目の発作ということで、良い区切りです。この機会に変えてしまいましょう。

ということで今日からは新タイトル。新しいタイトルは──ハイ「痛風日記2」です。ええ、2(ツー)が付いただけですが、何か?(笑) これは発作2回目という意味と、単純にドラマと同じセカンドシーズンという意味です。あまり大きく変えるのも何だし……。英語なら「GOUT DIARY 2」略して「GD2」。「ミッション・インポッシブル2」のようでカッコイイでしょ?スキンも多少変更していくつもりです。

もうひとつは、おわかりでしょうか?この文体です。これまで「である」調だったものをこれからは「ですます」調にします。「である」調というのは、事実や自分の意見を書く場合には簡潔で歯切れが良いんですが、内容によっては冷たく偉そうなイメージになってしまいます。時には口語体が入ってきている部分もあるんですが、基本的には「である」調。これで無理はなかったはずなんですが、最近は事実というよりも語りかけのような雰囲気になってきているので、「である」調では無理が出てきたんですね。自分で書いていて「あんた何様?」とツッコミを入れたくなってしまいます。語尾だけでなく、当然それによって、内容も少し変わるはず。もっともコメント欄の中では、最初からそういう口調でしたが……。

こんなちょっとしたマイナーチェンジですが、過去にさかのぼって全部やるのは大変です。また、その必要もないでしょう。<プロローグ2回目の発作からにさせていただきます。それでは、これからも、この「痛風日記2」をどうぞごひいきに。
# by assy109 | 2006-11-02 23:24
10/11 発作 2-2:不発弾
仕事のためにだいぶ間が空いてしまいましたが、これは前回の続きです。

発作の兆候があった早朝から、時が経つにつれて徐々に痛みは強まり、もう激痛は必至──と覚悟していたのに、なぜか大爆発はやってこなかったのです。良かったとは正直思いますが、拍子抜けでもある。ある一定の痛み──足を無理に動かしたり、患部を着けて歩かなければさほど痛まない程度──が2日程続きましたが、それからは徐々に腫れも痛みも退いて行き、1週間で普通の生活ができるまでに回復してしまいました。

結局、痛み出しから飲んだ薬が効いたということですね。他には何もしていません。恐るべし、ロキソニンの効き目! でも、そうなってしまうと2度目以降の激痛を経験している人達は何なんだ?とも思えます。薬を一切使わないという人は別として、痛み止めも常備していないということなんですか?私など(最近はやめましたが)旅行する時にも持ち歩いていたのに。それとも私だけが特別な体質? 神経質にならないのが普通の痛風気質なのかな、と微笑ましくも思えますが……。
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さて、痛みは治まった。まだ3日分以上のロキソニンはあるし、それが効かない時の奥の手である、座薬を挿入する部分はまだバージンを保っている。ということは次回も大丈夫。そして痛み止めを補充しておけば、もうあの激痛とは永久におさらばできるはず。そう思ってしまうと人生は気楽です。発作4日後には、もう晩酌ビールの習慣が復活してしまいました。

しかし心の中では「これではいかんのよ」という気持ちが渦巻いてはいるのですよ……。つまり痛風発作とは、臨界状態になっている尿酸塩に何らかの原因で異変があった時に起こるもの。発作が起きなくても、その状態を続ければ「痛風結節」もできるだろうし、内臓もいかれてくるはずです。特に私の場合、遺伝で言えば「腎不全」も無視できない。父の症例を見ているので、生活にかなりの支障がある“あれ”だけは勘弁していただきたいのです。

ということで、涼しくもなってきたことだし、また禁ビールから始めてみようと思っているのです。また……なのです。
# by assy109 | 2006-10-11 18:45
8/29 発作 2:時限爆弾
♪懐かしい〜痛みだわ〜ずっと前に忘れていた……

右足親指の付根に異常を感じたのは、朝5時のことでした。こんなモーニングコールで起こされたのはちょうど2年ぶり。でもこの痛みを感じた時……♪時間だけ後戻りしたの……もういいか……。あまりスイートじゃないメモリーです。

来た来た! やはりやってきました2度目の発作!! この頃続いているヤケクソ生活にプラスして、2日前のキャンプでの愚行──無謀な飲み食い、脱水状態、ちょっとした苛立ち、疲労等──が直接原因なんでしょう。思えば2年前の発作もキャンプから帰った後でした。そしてこの時期、夏の終りは肉体的にも疲れが溜る。やはり1年を通じて一番危険な時期だったようです。──と、今回は取り乱すこともなくかなり冷静な判断。一度経験しているから予測もできたし、前兆もあったから。それにもう1回くらい発作がないと、痛風日記として申し訳ないと思っていたからです(ウソウソ)。でもこれはホント。自堕落な生活をやめるきっかけになるのだから、良いことでもあるのかな……とも思います。しかしちと困ったこともある。今日は行かなければならない場所があるのです。

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前回よりも痛み出しは早いようです。もう既に親指を上に向けただけでも少し痛む。となると昼には歩行困難。そして夕方には激痛になることが予想できます。まるで時限爆弾。痛風自体が時限爆弾のイメージですが、今日は夕方の爆発までに仕事を終えなければならない「ミッション・インポッシブル」になってしまいました、無理無理。でも今回はひとつだけ有利なこともあるのです。それは、痛み止めの薬を持っているということ。前回の発作の時、最初の激痛が治まった後には飲まなかったので、ほとんど残っていたのです。先生も腐るものでもないしね〜と言ってたし。

朝6時30分、ロキソニンとケルナックをそれぞれ1錠飲んで、自転車で出発。まだ自転車なら大丈夫。でも昼前に帰宅した時には、かなり腫れを感じていました。そして昼食。食後にまた薬を飲んで外出。今度は靴を履かないとまずい所です。何とか腫れた足を突っ込んで外には出てみましたが、もうまともに歩けません。右足を引きずって──でも痛風に見えないように──駅に向かいます(遠いんだ)。帰ってきたのは、既に爆発しているはずの夜7時。でも激痛はやってきません。痛み止めが効いているのか、どうなんでしょう。発作は必ず一度激痛が来るものじゃないんですか?経験者に訊くと、ニ度目は最初よりも痛くて長引くということ。それを聞いているからまだ安心できません。前回の爆発はほぼこの画像の時間だから、その時間になる前に今日は寝てしまおう。寝ていても激痛は来るんだろうか?
# by assy109 | 2006-08-29 21:30
7/28 診察 9:人体実験
異常なストレスと、数ヶ月の間ほぼ毎日飲み続けている1リットル以上のビール。私にとっては「スーパーサイズ・ミー」を遥かに凌駕する危険な人体実験の結果が本日知らされたのだ。それぞれの値はこの通り。予想通りと言えば予想通り。危険因子をストレスとビールに限定して、それ以外は高尿酸血症&高脂血症患者としては模範的な食事と生活をした結果の値なのだから。
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あれほど苦労した悪玉コレステロールが、115mg/dlと嘘のような健康体そのもの。やはり決め手はバランスのとれた食事のようだ。私は善玉が多いので総コレステロールは高い。これは問題なし。コレステロールに関しては、これで解決したようだ。

そして問題の尿酸値。こちらはダメダメ。またまた個人タイ記録の8.9mg/dlだ。尿酸値の世界最高記録はどれくらいなんだろう?まあそれはともかく、これは今に始まったことじゃないような気もする。最近右足首や親指、左足の膝にうずきが多いからだ。やはりこれに脱水状態や疲労がトッピングされたら、いつ痛風発作がおきてもおかしくない状態だったのだろうか?ちと恐い……。

ということなのだが、ストレスとビール、直接原因はどちらなんだろう?私の場合、飲み過ぎに起因するγ-GTは正常値なのだ。それでもビールは控えるに越したことはないのだが……。

ストレスについては先生と少し話をした。これが尿酸値を上げる原因であるのは確か(アメリカの医師が自分の体で実験したデータもあるらしい)なのだが、まだ詳しいことはわかっていないらしい。その高尿酸血症は別としても、実を言うと私、最近少々“異常”な行動をするようになっているのだ。とは言ってもこれは自分でも自覚しているし、まだ笑い話として友人に話せる程度。しかしこれを先生に話したら「専門の人(医師・臨床心理士)を紹介しましょうか?」と、いとも簡単に言ってくれた。医者としては冗談では済まないらしい(冗談でもないのだが……)。何でも過去にもそんな(精神的にテンパっている)患者がいて、珍しいケースではないらしいのだ。私の場合は、とにかくこの仕事さえ終ればなんとかなるはずなので、カウンセリングはお預け(少し興味はあったが)。今回はもう少し様子を見るということで診察室を出た。

という結果。良かったのか悪かったのか、今ビールを飲みながらこれを書いている。発作一歩手前だという現状はわかったのだが、ビールをやめるべきなのか?やめたらストレスはどうなるのか?そもそもビールでストレスが本当に発散されているのかも疑問なのだが……。
# by assy109 | 2006-07-28 22:39